京都一人旅一日目です。
新幹線に間に合わない
12/14(土)朝
起床。
とにかく眠いが急いで支度する。
予定時間をかなりオーバーして家出発。
かなりやばかった。
新幹線に間に合わない。
8:40前くらいに品川駅着いた気がする。
新幹線が8:46に出発なので超ギリギリ。
朝食食べてない。
新幹線の車内販売はもうないのでとにかく何か買わねば車内で貧血になる。
新幹線ホームにある自動販売機でサーティワンアイスクリームを買った。
そしたら自分の新幹線が来るアナウンスが。
出発
急いで自分の号車の乗口までダッシュし、
丁度そこに着いたところで新幹線のドアが開いた。
なんとか乗車成功!!
いってきまーす!
朝ごはん。
おいしかったです。
車窓風景
地元
地元を新幹線が通っているので確認。
こういう風に見えるのかと面白かったです。
富士山
富士山見たさに窓側にしたのです。
横浜あたりから丹沢越しに山頂が見えてきました。
だんだん姿を表すのが王者感あってワクワクします。
冬の朝なのもあって、色が澄んでて綺麗。
ついに富士山全貌が見えました。
一部雲で隠れてますが。
感動です。
他の山も綺麗でした。
普段山を見慣れてないのもありますが、
山のもたらす感動はすごいと思いました。
富士山を過ぎた後は寝ました。
スマホ見てたら少し酔った。
到着
11時前に京都駅着きました!
そのままJR山陰線で花園駅へ。
ホテルへ向かいます。
京都の北西の方です。
京都は関東とは違って曇っていましたが、
途中で虹が見えました。やったね。
↓右の茶色い建物に架かるように虹が出ています。
ホテル着
花園駅から歩いて10分くらいでホテル到着。
花園会館というホテルです。
隣に妙心寺(みょうしんじ)という1337年創建のお寺があります。
といっても妙心寺以外にも周囲にたくさんの小さなお寺(塔頭 たっちゅう)があり、妙心寺町という1つの町を形成しています。
花園会館はその和尚さん達もホテルマンとして働いています。
私が予約したのは「てらっくすプラン」。
寺とデジタルデトックス・リラックスをかけている。
寺で和尚さんと精進料理食べたり、坐禅したり、抹茶をいただけるプランです。
東林院で精進料理
12:00から昼食を取ります。
ホテルのロビーで待ってると和尚さんが1人やってきました。
着いていきます。
妙心寺の塔頭の1つ、東林院(とうりんいん)で和尚さんと精進料理をいただきます。
中学の修学旅行でも比叡山で精進料理を食べましたが、そのときは喋ってはいけない、食器の音を立ててはいけない、とか厳しかったので緊張していました。
が、ここはめちゃくちゃゆるかった。
既に料理が用意されていて、
御膳に食べる心得みたいなのが書かれた紙があった。
和尚さん「私達は食べる前にこれらを唱えます」
ふむふむ。
和尚さん「まあ暇なとき読んでください」
えっwww
軽www
私「写真撮ってもよいでしょうか」
和尚さん「大丈夫ですよ。あ、もう一品もうすぐ来るからそれ揃ってからがいいかも」
おいしかったです。
味付けされているようで食べやすかった。
大根の皮のきんぴらとか初めて食べたかも。
東林院の住職さんが寺で野菜から育てて作ってるとのこと。
レシピ本も出してるらしい。
普通に出身とか仕事の話しながらいただきました。
和尚さんの修行時代の話も。
朝は4時くらいに起き、夕飯は15〜16時くらい。
スマホも持たない。
自由時間はトイレぐらい、とのこと。
ひえー。究極のデジタルデトックス。。
写真撮ってないけど、東林院の建物もすごくよかったです。
妙心寺を回る
昼食食べ終わったら14:00くらいまで妙心寺の案内をしてくれました。
本当は私以外にももう1人いたらしいんだけど、キャンセルになって和尚と私だけです。
頓珍漢な質問もしてしまった。
もっと仏教の勉強してくればよかった。
妙心寺、町になっているので普通に誰でも入れる。
子供が遊んでたりしてました。
近くの学生の通学路にもなってるようでした。
贅沢な通学路だ…。
話聞いてて面白かったのが、勅使門(ちょくしもん)。
門の先は大方丈(おおほうじょう)という建物です。
↓写真は大方丈から見た勅使門。
間に立砂があります。
盛塩みたいに、魔除けの意味もあるそうなんですが
天皇とかが来た時に山を崩して絨毯みたいにするそうです。
そこを歩いてもらう。
はえー。
この妙心寺、元は花園天皇という天皇が作ったお寺で、ここで亡くなったらしい。
つまり、天皇も先祖の墓参りしにくると。
ほえー。
写真撮ってないけど、大方丈の襖もすごかった。
襖絵は狩野探幽という人が描いたらしい。
1600年代の人。
そのまま残ってる。
何も柵とかなくて、
私「このままだと普通に触れちゃいますね」
和尚さん「そうですね、普通にこんな風に触れますね・・・。(襖に触る)」
えwwww
私は触る勇気はなかった。
和尚さんと解散。
御朱印をいただきました。
御朱印を待ってる間に、
ボーっと↑の大方丈から勅使門を眺めてました。
しばらく小雨が降ったり止んだりな天気でしたが、
ふいとした晴れ間に小雨がキラキラしてて綺麗でした。
抹茶をいただく
15:00からホテルの一室で抹茶と和菓子をいただいた。
同じ和尚さんが抹茶を立ててくれた。
抹茶苦手だけど普通に飲めた。
抹茶っていうより緑茶感が強かった。
お菓子もおいしかった。
誕生日ということで妙心寺の住職が書いた書画を貰った。
本物じゃなくてコピーだけど。嬉しかったです。
来年蛇年だからか分からないけど蛇です。
佛の最後の線が滝みたいに落ちているのが好き。
かっこいい!
ありがとうございました。
退蔵院
抹茶をいただいた後は、また妙心寺をブラブラ。
元信の庭。
めちゃいい…。
建物もよい。
直線で構成された中に自然の緑や陽の光が組み合わさるのが好きです。
続いて陰陽の庭。
向かい同士に砂の色が違う2つの枯山水がありました。
まず、陽の庭。
陰の庭。
よいですなあ。
物事や人の心の二面性を伝えているだとか。
水琴窟。
竹筒に耳を当てると水滴が落ちて反響する音が聞こえてくる。
すごい癒された。
余香苑(よこうえん)。
回遊式庭園です。昭和に造られたらしい。
かっこいい。
鯉もいました。
ここで二人組の外国人に写真を撮ってほしいとお願いされました。
結果凄い褒めてくれて、カメラマン?と聞かれました。
よかったです。
写真勉強したくなりました。
自由に造れるミニ石庭がありました。
造ってみました。
楽しい。
夕暮れの妙心寺
退蔵院を出ました。
日が暮れ始めていて、もう雨も上がって晴れていました。
月が満月で、綺麗でした。
写真だと分からないけど、
月が本当に大きくて、模様がよく分かりました。
町全体が寺なので、
タイムスリップした感覚になります。
柴犬が散歩してました。
いいなあ。
妙心寺の三門と月。
月が雲に見え隠れしてました。
突っ立って眺めていました。
これも写真だと分かりづらいけど、
雲が薄墨みたいで、そこから月が顔を出す度にすごく光ってそのコントラストが幻想的でした。
ホテルで夕飯
さすがに暗くなってきたのでホテルに戻ります。
テレビでKBS(京都放送)のニュースを見ました。
ローカル番組を観るのは旅行の醍醐味ですね。
19:00にホテルのレストランで夕飯。
色んな小鉢。栗ご飯も。
おいし〜〜〜。
ごちそうさまでした。
お風呂は大浴場へ。
入っている間は他に客がいなくて貸切でした。
脱衣所にも小さな仏像がありました。
お寺のホテルですね。
1日目は15000歩歩きました。
23:30くらいに寝たと思う。
素敵な誕生日でした。
2日目に続く